冬到来!給湯器周りでチェックしておきたい4つのこと

とうとう冬本番ですね。
暖冬傾向とはいえ、日に日にお布団から出づらくなってきています。

本番といえば、給湯器業界も冬が一年で一番の繁忙期シーズンです。
冬の時期は給湯器の故障が増え、それに伴い修理・交換の問い合わせも増えます。
快適な冬にするため、給湯器周りでチェックしておきたいポイントをまとめてみました。

そもそも給湯器はどうして冬に故障しやすいのか

給湯器が冬に故障しやすい理由は主に3つです。

理由①:給湯器にかかる負荷の大きさ
理由②:稼働率の高さ
理由③:寒さ

それぞれについて説明していきます。

理由①:給湯器にかかる負荷の大きさ

給湯器はガスの力で水を沸かしお湯を供給しています。

次の図を見て欲しいのですが、
夏場の東京の平均水温は約25度であるのに対し、冬場は10度を下回っています。


出典:東京都水道局

例えば42度のお湯を作ろうとしても、夏は17度だけ水温を上げれば良いのに対し、冬は30度以上も水温を上げる必要があります。

そのため、夏に比べ冬は給湯器にかかる負荷が断然高くなってしまうのです。
負荷が大きい分、給湯器が故障する確率も高くなるというわけです。

理由②:稼働率の高さ

冬は、給湯器にかかる負荷が多い上に、給湯器の使用回数が増えます。

夏は水で皿洗いや洗顔をしているけれど、冬はお湯に切り替えるという人も多いですよね。
お風呂もシャワーから入浴にしたり、床暖房を使ったりと、とにかく給湯器の稼働率が上がります。

お湯を出したり止めたりを1日に何度も繰り返すことは、まるで重いバーベルを何度も上げ下ろししているような状態なのです。

フルパワーで動き続けるので、給湯器がトラブルを起こしがちになります。
特に古い給湯器になればなるほど、大きな負荷に耐えきれず、故障してしまうことが多くなるのです。

理由③:寒さ

気温の低さも給湯器にとって敵になります。

寒さで給湯器内部の電装基盤が壊れることもありますし、配管が凍結・破損することもあります。
寒冷地や異常な寒さなどで、配管内部の水が凍ってしまい、お湯が出ないなんてことも頻繁に起こるのです。

冬は業者も大忙し!思うように給湯器交換できないことも…

上述のような理由により、冬は給湯器の故障が多くなります。
いざ給湯器の交換業者に連絡を取っても、工事が立て込んでいてすぐに給湯器交換できないことも多いです。
また、業者の体はあいていても、メーカーの製造が追いつかず、給湯器が手に入らない事態も起こり得ます。

(余談ですが、売り手優位の季節ですので、見積もり段階の値段交渉などでメリットを感じづらいこともお伝えしておきます)

すぐに給湯器交換ができないとなると、炊事やお風呂、暖房などで不便を強いられることになるので、なるべく冬場の給湯器の故障は避けたいですよね。

給湯器が壊れるのを防ごう!冬にできるチェックポイント4つ

寒い冬を快適に過ごすため、給湯器の不調をあらかじめ察知しておくことは大切です。

上述の通り、経年劣化による給湯器の故障以外で給湯器の脅威になるのは「寒さ」です。
ここからは、給湯器の大敵「寒さ」が原因で起こる給湯器の不調を中心に、どのように対処すればいいのかをまとめていきます。

典型的な症状①:お湯が出ない

寒さが原因で起こる給湯器のトラブルの代表は「お湯が出ない」症状です。

特に、寒い時期には配管内の水が凍結し、お湯が供給されないことがあります。
対策としては、給湯器の配管にタオルなどを巻きつけ、ぬるめのお湯を少しずつかけ、配管内の凍った水を溶かしてください。

本来であれば自然解凍を待つのが配管への負荷が少ないのですが、冬場は配管内の水が溶けきるまでに相当な時間がかかってしまいます。
あまり配管に負担をかけないぬるめのお湯で少しずつ溶かすのが最善といえるでしょう。

【ポイント①】配管の凍結を防ぐには保温が大切

配管の凍結を防ぐには、寒さから配管を守る必要があります。
有効な手段として、保温材や、電熱式の凍結防止帯を使うことが挙げられます。

長く使用している給湯器の配管は保温材が剥がれていたり劣化しているものも多いです。
ホームセンターなどで入手できる保温材を巻きつけ、テープでしっかり固定します。

配管に沿って凍結防止帯を一緒にくくりつければ、さらなる保温効果が期待できるでしょう。

【ポイント②】給湯器の水抜きを行う

年末年始を中心に、冬に長期間家をあけるご家庭は多いものです。

給湯器を使わない時期が長くなると、配管内の水が動かないため凍結しやすいと言えます。

旅先から戻ってきて家でお風呂に入ろうと思ったらお湯が出ない…
なんて状況は珍しくないのです。

こういったトラブルを避けるために、中長期間、家を留守にする際には
給湯器の水抜きを行なっておきましょう。

水抜きの方法はこちら(リンナイHP)

水抜きをして配管内に水を残さないことで、配管の凍結を防ぐことができます。

典型的な症状②:お湯が出るまでに時間がかかる

冬場は水温が低いため、夏に比べてお湯の供給に時間がかかるのは仕方のないことです。
ただし、お湯になりづらいことと合わせて他の不調が現れていたら給湯器が故障している可能性もあります。

給湯器の故障を表す症状がないかどうか、確認してみましょう。

【ポイント③】エラーコードが出ていないか

エラーコードとは、給湯器の異常を示す2ケタから3ケタの数字で、給湯器のリモコンに表示されます。

エラーコードは、給湯器の燃焼不良等をお知らせしてくれるサインです。
取扱説明書やメーカーのHPなどでエラー解消方法を確認できますが、何度やってもエラーコードが消えないとか、自力での解決が難しいと判断したときは、早めに修理業者に連絡を入れるようにしましょう。

【ポイント④】危険な症状が出ていないか

重大な事故につながる可能性がある症状が起こっていれば、給湯器の使用を即中止してください。
例えば、給湯器から黒い煙が出ていたり、大きな音がするといった症状です。
これらの異常は、火災や爆発といった事故につながる可能性があるため、専門家による判断が必要になってきます。

まとめ

給湯器は問題なく使えるのが当たり前で、ついついメンテナンスを怠ってしまいがちなものです。
トラブルが起こってからだと、突然のことに驚いて対処に困ってしまいます。
ポイントおさえて、寒い冬を快適に過ごせるようにしておきましょう!

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