給湯器の中身はどうなってる?給湯器を解体したらこうなっていた!

仕事で交換した給湯器はそのまま廃棄するのですが、
ふと思い立って分解し、中を見てみました。

普段からたくさんの給湯器を扱う交換業者であっても、
中を見る機会はほとんどありません。

給湯器の内部に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
写真満載でお届けします!

まずは外観から

外観はよく見る給湯器

今回解体してみた給湯器は、
いたって一般的なタイプのものです。
ちなみに省エネタイプのエコジョーズではありません。

ガスや水道はここから供給される

給湯器を下から見上げるように見ると、
壁掛けタイプの給湯器にはいくつかの栓があることが分かります。

よく見ると、「ガス」「水」「ゆ」など、
どの栓が何の入口(出口)になっているか識別できます。

それぞれの栓にガス管や水道管をつなぎます。

フタをあけたところ

ビスを外して、蓋を取ってみました。
大きな釜、たくさんのコード、電気基板などが出てきました!

あっさりとした外観からは想像もつかないほど
たくさんの部品が入っていて、見るからに複雑です。

熱交換器

水を取り入れ、お湯に湧かす「お釜」の部分です。
向かって右がメインの給湯用のお釜、
向かって左の、少しスリムな方が追い焚き用のお釜と考えてください。

給湯側

追い焚き側

熱交換器の下にくっついている銀色の箱の中で火を焚いて、
お釜の中の水を温めるイメージですね。

給湯を支える部品たち

今、出回っている給湯器は、ほとんどが電気で動いています。
ガスや水の量を制御し、適切な量・温度のお湯を供給するのですが、
スイッチを入れて点火後、一連の動作を数秒で行っているのです。

その複雑かつ正確な動きを支える頼れる部品も見ることができました。

ファンモーター

給湯器内に水が流れてくると、
水を湧かすガスを燃やすために空気が必要になります。

空気をバーナー内に送り込むのが「ファンモーター(送風機)」です。

丸い銀色のケースの中で、ファンが回っているのですね。

着火装置

ガスに着火するため、着火装置(イグナイター)が
連続した火花を発生させます。

先がかなり焼けてしまっています。
給湯器として寿命を全うするまでの間、
給湯するたび、それこそ何千、何万回と火花を起こすのですから、
最終的にボロボロになってしまうのも仕方ないですよね。

ちなみに着火装置は摩耗すると交換することができます。

エコジョーズの給湯器はどうなっている?

今回分解してみた給湯器は、エコジョーズタイプではないものです。
省エネタイプのエコジョーズであれば、
排熱を給湯に再利用するために更にひとつ多くの熱交換器を
搭載していることになります。

そのため、内部はもっと複雑で、
重量も重くなっているはずです。

非エコジョーズであっても、たくさんの部材でいっぱいなのに、
ここにさらにスペースを作って違う交換器を入れるのですから驚きです。

給湯器を分解してみて思ったこと

初めて給湯器の中を見てみて感じたことをまとめます。

給湯器は精密機器と改めて実感した

普段は給湯器の内部を見ることもなく交換作業をしていますが、改めて見てみると、
給湯器はとてもすぐには理解できないほど複雑な作りでした。
電子基板はまるでパソコンの中を見ているかのようです。

たくさんの部品が複雑な動きを、正確に、迅速に行うことで
安定した温度のお湯を供給しています。

見た目はシンプルですが、
紛れもなく精密機器であると改めて感じました。

技術の高さに感動した

上述した通り、給湯器はとても複雑な作りの機械です。
その機械が、使用開始したときから平均10年も壊れずに
使用できるのですから、
給湯器メーカーの技術力の高さに驚かされます。

省エネ化、小型化など、
これからも日進月歩で高性能な給湯器が開発されるのでしょう。

取扱いは慎重にしようと改めて決意

日頃、給湯器の取扱いには十分注意していますが、
これまで以上に給湯器の扱いは気をつけようと思いました。

高所に取付けするときや、
狭い場所を通って給湯器を運ぶこともありますし、
落下はもちろんのこと、衝撃や破損など、
故障につながるようなことが無いよう細心の注意が必要です。

まとめ

初めて給湯器を解体してみましたが、
部品数や精密な造りに驚くばかりでした。

インターネットには、たまにDIYで給湯器を修理したり、
取付けしたりする様子がアップされていることもあります。

ですが、実際には給湯器というものは
給湯器に対する知識があまりない素人が
安易に触ってはいけないものだと思います。

普段から給湯器の交換に従事している人ですら、
給湯器の機能のすべてを把握しているわけではありません。

間違った取扱いは、
給湯器の故障につながりかねないだけでなく、
ガス事故などにつながる可能性もあります。

給湯器の不具合を感じるようなことがあれば、
プロの業者に相談してくださいね。

それにしても、給湯器の分解という貴重な体験ができました。
これからは給湯器の取扱いには
さらに気を配っていこうと決意しました!

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