今年の冬は要注意!給湯器・ガス機器の故障・不具合に備えよう。

2021年、今年もあと2週間ほどで終わろうとしていますね。
冬といえば給湯器の故障が増えるシーズンです。
給湯器交換業者は繁忙期を迎える頃なのですが…今年は状況が少し違います。

長引くコロナ禍・それに伴うロックダウンの影響で、給湯器メーカーの海外工場が稼働を停止しているのです。
そのため、日本に入ってくる給湯器の数が極端に減り、どの業者でも品薄・欠品状態が続いています。

つまり、給湯器が壊れたときに、交換できる新しい給湯器がないという状況なのです。
弊社にお問い合わせいただくお客様にも、たくさんの業者に連絡しているけれど、どこでも交換を断られていて困っている、という方が多いです。

つまり、今年は給湯器が故障しても新しい給湯器に交換するのが難しいということ。
ただでさえ給湯器の故障・不調が増える冬に、給湯器がないなんて、危機的状況です。

冬の寒さから給湯器を守り、故障を避けよう

寒い冬。
給湯器が故障してしまい、お湯が使えないなんて事態は避けたいですよね。
そのためには、給湯器が故障して使えなくなってしまわないように備えることが必要です。

こうした備えは毎年した方がいいものですが、今年は特に、念入りに対策しておきましょう。
使用歴10年超えのものなど、古い給湯器を使っている方は特に気をつけてください。

給湯器・ガス機器の冬の備えは3つ

冬の間、給湯器・ガス機器に関して気をつけておきたいポイントは次の3つです。

・凍結
・積雪
・一酸化炭素中毒や火災(室内使用のガス機器)

ひとつずつ解説していきます。

凍結

低温・寒波などの影響により、給湯器の配管が凍結するトラブルです。
配管の中には水が通っていますが、外気の温度が下がり、その水が凍ってしまいます。
蛇口をひねってもお湯が出ないのは、ほとんどの場合が凍結しているといっていいでしょう。

これは給湯器の故障ではなく、一時的なトラブルです。
自力で対応できるものですが、まずは凍結させないことを心がけましょう。

①低温・寒波の注意報が出たら、給湯栓を少し開けておく
凍結は、配管内の水に動きがない場合に起こります。
そのため、低温・寒波等の注意報が出て、極端に外気温が下がると分かった時点で、
給湯栓を少しだけひねって開けておきましょう。
ごく少量の水が常に流動している状態を作ることが目的なので、たくさんの水を流しっぱなしにする必要はありません。

また、追い焚きのついた浴槽であれば、循環アダプター(お湯の吸引口)より5cmほど高い位置までお湯(または水)を張った状態にしておいてください。

②給湯器の電源プラグを抜かない
給湯器には、凍結防止のための安全装置がついており、外気温が下がると自動的に安全装置が作動します。
外気温が下がっているときは、給湯器の電源プラグを抜かないようにしましょう。

③凍結してしまったら、ゆっくり溶かす
すでに凍結してしまい、お湯が出てこない状態になったら、凍結した配管内の水を溶かす必要があります。
外気温が高くなれば自然に溶けますが、待っていられないこともあるでしょう。

ごく低温のお湯(40度くらい)をヤカンなどで沸かして、凍結した配管にタオルなどを巻き、ゆっくりとお湯をかけてください。
ぬるいお湯を使うのも、配管をタオルで守るのも、急激な温度変化で配管が壊れないようにするためです。

焦って熱湯を直接配管にかけてはいけません。
じっくり時間をかけて、溶かすようにしましょう。

積雪

積雪すると、給湯器(特に、地面に近いところに設置する据え置きタイプ)の排気口等が雪で塞がれる場合があります。
給湯器の吸気・排気口や排気筒が雪で覆われてしまうと、不完全燃焼や異常着火、ガスの逆流などを招いてしまいます。

そのため、積雪時には給湯器周辺の雪を除去しておくことが大切です。
積雪するほどの低温であれば、給湯器にかかる負担は大きくなっています。
給湯器の負担を少しでも軽減するため、除雪にも気を配っておきましょう。

一酸化炭素中毒や火災(室内使用のガス機器)

給湯器ではありませんが、冬場の注意事項として暖房機器の注意点もまとめておきます。

冬場は、室内で使用するガス機器(ガスファンヒーターなど)が活躍しますよね。
ただし、寒いからと言って室内を締め切った状態でガス機器を使い続けたり、
ちょっとした油断が大きな事故につながる場合があります。

①定期的に換気する
換気不十分な状態でガス機器を使用し続けていると、一酸化炭素中毒を起こし、最悪死亡事故につながることがあります。
1時間に1〜2回、毎回1分程度で構わないので、定期的な換気を忘れないようにしましょう。
寝る場合にはおやすみ機能などを使い、長時間の使用を避けます。

②近くに可燃物を置かない
温風のあたる付近に、ガスボンベや洋服、本などの燃えやすいものを置かないようにしましょう。
爆発・火災になる危険性があります。

冬は洗濯物が乾きづらいので、ガス機器の温風で部屋干しすることがあるかもしれませんが、
こうした行動も火災につながることがあります。

まとめ

今年の冬は、給湯器業界にとってかなり厳しい季節となりそうです。
不甲斐ないことに、給湯器交換のご依頼を受けられない以上、給湯器を使用している方に故障防止のための対策をとってもらうしかありません。

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