おなじ機能の給湯器でも設置タイプによって値段が違う!?

皆さんお使いの給湯器ってどこにどんな形で設置してあるかご存知ですか?

壁に固定してあるものや、地面に置いてあるもの。

マンションだとパイプスペースの中に入っているものなど様々です。

いろいろな設置タイプの中で群を抜いて売れている物があるのです。

その設置タイプは、よく売れるので価格も安く、交換したい時も在庫が豊富で大変重宝します。

★一体その給湯器のタイプとは・・・

一番売れている壁掛けタイプ

一番売れているのは壁掛けタイプという形です。

一番普及しているので見たことがあると思いますが、

この形が一番お得に買うことができます。

いろいろな設置タイプ

ほかにもいろいろな設置タイプがあります。
ノーリツの場合を見てみましょう。

屋外据置形

その名の通り屋外に据え置きで設置するタイプです。

戸建てでしかあまり見かけません。

昔はお風呂のすぐ裏に給湯器を設置して追い炊きしていたのでその名残で今も多いタイプです。

PS標準設置形

これはPS(パイプスペース)に設置するタイプです。

こちらは戸建てではなくマンションの場合がほとんどです。

パイプスペースとは水道メーターやガスメーター、排水配管などの管類(パイプ類)のための場所(スペース)のことです。

PS扉内設置形

PS扉内後方排気延長形

PS扉内上方排気延長形

この3タイプはパイプスペースに設置してその上に蓋をして使用できるタイプです。

排気を出す方向や方法が違います。

価格の差

定価で見てみると、先ほどのいろいろなタイプは¥386000~¥406000とそれほど離れていませんが、大きな声では言えませんが仕入れ値が全然違うのです。

お客様のところに設置する場合、この仕入れ値の差が大きいためにタイプによって価格が大きく変わってしますのです。

機種(号数やオートタイプなど)などにもよりますが、5万円以上開くことはよくあります。

設置タイプは現状と同じが基本

価格などを見ると壁掛けタイプが確かに安いのでいいのですが、

給湯器の交換は基本的に、今ついている設置タイプと同じものを選んで交換するのが基本です。

ほかのタイプが付けられないので、値段は高いけど

「設置できるのがこれだから」という理由で選んでいることがほとんどなので、

残念ながら設置タイプは変更できないことが多いです。

★その中でも設置タイプを変えて工事することがあります。

据え置きタイプから壁掛けタイプへ

マンションの場合はほとんどありませんが、一戸建ての場合、

この据え置きタイプという形がよくあります。

昔からの名残だったり設置が地面なので安心だったりと理由はいろいろあります。

この据え置きタイプは条件次第ですが、壁掛けに変更することができるのです。

お安く給湯器を交換できるので「値段重視」の方や、

「地面に置いてあると邪魔」などの理由の時も壁掛けに変更したりします。

ほかのタイプはできないの?

ほかのタイプの場合、設置方法のほかにも排気方法の条件などにより、給湯器を選んでいる場合が多いのです。

見た目は同じような給湯器でも、排気する場所や形、方向などにより壁掛けには交換できないのです。

据え置きなら壁掛けに変えたほうがお得!?

これも注意ですが、必ずしもお得とは言えない時もあります。

配管工事を多く必要としたり、別途ガス配管工事が必要だったりすることもあるのです。

その場合、いくら本体を安くできても、工事費がかさみ、逆に高くつくこともあります。

交換してくれる工事業者とよく相談して、メリットが多い場合はやってみるのもいいと思います。

まとめ

今回は据え置き→壁掛けにするとお得な場合があることをご紹介いたしました。

お値段の観点からの話を主にしましたが、金額だけではない、

「工事の質や内容」、「事故の可能性が一番低い工事方法」また「使用頻度や目的」

など様々な観点からの提案が大事だと思っています。

給湯器の交換工事はよく業者の方と打ち合わせをして行うことをおすすめします^^

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