【法定点検は怪しくない!】ガス点検って何するの?立ち合いが難しい!無視・拒否したらどうなる?などの疑問にお答えします。

郵便受けを開けたとき、「ガス設備定期保安点検」という案内用紙が入っていた経験はありませんか?

「ガスの点検は必要と感じるけれど、怪しい業者が家の中に入ってくるのは嫌だな…」
「日程を合わせて在宅しなくてはいけないのが面倒だ」

などの理由で、後回しになり、いつの間にか忘れ去ってしまった…、という方もいらっしゃるかもしれません。

ガス設備定期保安点検って何?

そもそも、ガス設備定期保安点検とは何なのかという点から説明します。

ガス設備定期保安点検は、ガス法定点検などとも呼ばれています。
「法定」という名前の通り、ガス事業法などに基づいて行われる点検のことで、
ガス事業者(東京ガスなど)には定期的に家庭のガス機器の状態をチェックする義務があるのです。

ガス設備定期保安点検を行うのはガス事業者


点検作業を行うのは、ガス事業者です。
東京であれば、東京ガス・東京ガスから委託を受けた東京ガスライフバルやエネスタの社員が行うことになります。
また、作業員は身元の分かる社員証を、人から見える位置につけています。

点検内容は?屋内作業もあるの?

ガス設備定期保安点検は、主に「ガス配管の漏えい検査(ガス漏れしていないか)」「給排気設備(ガス風呂がま・ガス給湯器)の点検」です。
これらは屋外作業ですが、場合によっては屋内の点検作業が含まれてきます。

屋内作業が必要と判断された場合、事前に訪問予定日のお知らせがポスタに投函されるので、
指定された日時には在宅して、ガス点検に立ち会うことになります。
点検にかかる時間は10〜15分と短時間ですので、思ったより負担感は少ないですよ。

屋内作業では、キッチン周りの点検が主になりますが、特別きれいにしておかなくてはいけないというものではありません。
ただし、ガス周りに物を置いている場合は、よけておくと点検がスムーズです。

必要な点検が終わったら、点検結果を簡単に説明してもらい、ガスの取り扱いについてのパンフレットをもらって終了です。
普段からガスの取り扱いで不安・疑問に思っていることがあれば、この時一緒に聞いてしまいましょう。

点検周期・頻度は4年に1回以上

ガス設備定期保安点検は、「4年に1回以上」の頻度で行うことが決められています。
ガス事業者によっては「2年に1回以上」などと頻度を上げているところもありますが、これは安全にガスを供給するために必要との判断からです。

ガス法定点検、費用はかかるの?


点検にかかる費用はありません。
点検費用を請求されることはありませんので、安心してくださいね。

指定された日時に立ち合いできない!訪問日時を変更したいときは…

事前に投函される「訪問日のお知らせ」で指定されている日時に立ち合いができないときもありますよね。
そういう場合には、電話やインターネットで日時の変更をすることができます。

電話で変更希望の場合…お知らせに記載されている電話番号に連絡して変更します。
ネットで変更希望の場合…専用サイトから日時変更が可能です。

無視・拒否したらどうなる?


点検のお知らせをもらったまま、わざとではないけれど点検日に不在だった、または、点検を拒否したい、ということも考えられます。

まず、点検日に家人が不在だった場合は、「ご不在連絡票」がポスト等に投函されます。
不在連絡票の内容に従い、改めて点検日を設けることになります。

次に、わざと点検を無視・拒否するとどうなるのかも気になりますよね。
もし故意に点検を受けないとすると、次のようなリスクが考えられます。

①ガスの供給が止まる

基本的に、点検ができず安全の確認ができない場合は、ガス事業者はガスの供給を止めなくてはいけません。
また、ガスの供給を再開する際には、復旧費用がかかり、これは使用者の負担になります。

ガスが使えないのは多くの方にとって死活問題のはず。
余計な負担を背負い込まないためにも、ガスの法定点検は受けておくべきです。

もちろん、点検を無視・拒否したからといって即・ガス停止とはなりませんが、
もろもろのやり取りの手間を考えれば、最初から点検を受けた方が良いでしょう。

②重大な事故につながる可能性がある

金銭的なリスクはもちろんですが、
何より、ガス設備の異常に気づかず、事故を起こすなどあれば大問題です。

点検はきちんと受けるようにしておきたいですね。

個別契約している場合はどうなる?

ガスの小売業者と個別契約している方もいらっしゃるでしょう。
その場合、おおもとのガス管は東京ガスに点検義務がありますので、東京ガスと小売業者、どちらの点検も受ける必要があります。

点検のお知らせが重複しているように感じるかもしれませんが、チェックする場所が違うのだと理解しておいてください。

お互いが気持ちよく点検作業を進めるために

ガスの点検作業は、他人を家に入れるわけですから、人によっては「嫌だな」と感じる方もいるかもしれません。
特に女性ですと、点検とはいえ男性が家に入ってくることに抵抗感を持っている方が多いですし、抵抗感からガスの点検作業を拒否したいという方も、中にはいます。

そこで、点検側も、家人側も、気持ちよく点検作業を進めるためのアイディアをご紹介しますね。

女性が安心して点検を受けるためにできること


女性が一人暮らしをしている、または、日程的に立ち合いできるのが女性だけといったケースでは、他人を家に入れるのがなんとなく怖い気持ちになりますよね。
点検を行うのは大体男性ですので、安全と分かっていても、立ち会う女性は余計ナイーブになりがちです。

女性が立ち会うとき、お互いに気持ちよく点検を終わらせるためにできる手段としては次のようなことが挙げられます。

①知人などに頼んで、一緒に立ち会ってもらう。(男性の知人や、女性であれば複数人)
②点検中は玄関のドアを開けておく。

特に②は実践されている方も多いかもしれませんね。

点検する方にとっても、立ち合いする人に不安を与えたり、誤解を招くようなことは避けたいものです。
家人が①か②を実践してくれるだけで、気持ち的に楽になるのは点検側も同じと言えます。

まとめ


いかがでしたか?
ガス設備定期保安点検は、安心・安全にガスを使うために、とても大切な作業です。
日中はなかなか立ち合いできない・面倒くさい・人を家に入れたくない…など、色々な意見はあると思います。
しかし、何よりもご自身が安心・安全に暮らしていくために、法定点検は受けておくものなのです。
お知らせを一読して「立ち合いが難しいな」と思って終わらせるのではなく、一度ガス事業者に連絡してみて、疑問や不安を解消してみてくださいね。

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