小型湯沸かし器、NGな使い方&日常的にできるチェックポイント

台所などのスペースにあると便利に使える「小型湯沸かし器」
会社の給湯スペースや、コンパクトなシンクに設置して、ちょっとした洗い物などに活用しているという方も多いと思います。
お湯の使用頻度が低く、給湯器を設置するほどではない、という場合も、比較的低コストで設置可能な小型湯沸かし器は便利です。

そんな小型湯沸かし器ですが、正しい使い方をしないと、思わぬ事故につながる可能性があります。
小型湯沸かし器の誤った使い方と正しい使い方をおさらいしておきましょう。

小型湯沸かし器のNGな使い方3つ

ついついやってしまいがちな小型湯沸かし器のNGな使い方は、次の3つが多いです。

①繰り返し点火する
②洗髪等のために、長時間使う
③汚れが溜まっている

順番にチェックしていきましょう。

①繰り返し点火する

「小型湯沸かし器を使っていると、頻繁に水に戻ってしまう…もう一度点火しよう!」
と、何度も点火ボタンを操作していませんか?

小型湯沸かし器には不完全燃焼防止装置がついているものがあり、
湯沸かし器が不完全燃焼を起こしていると判断されたら、安全装置が作動して火が消えます。
安全装置の設置は平成元年に国が義務化されました。

※平成20年4月以降に製造された湯沸かし器については、
 安全装置が3回連続で作動すると、再点火できなくなる再使用禁止機能(インターロック)が搭載されています。

不完全燃焼を起こすと、

・一酸化炭素中毒
・火災

などの危険性が高まります。
一酸化炭素は毒性が高く、特に小型湯沸かし器が多く設置される室内・換気設備が不十分な場所・狭い場所などでは、
知らないうちに一酸化炭素中毒になってしまう危険性があります。

このような場合の正しい対処法は、
「使用を中止して機器の販売店・東京ガスに連絡する」です。

安全装置の存在を知らないと、躍起になって再点火してしまいたくなりますが、
消火が続く場合は湯沸かし器の使用を中止し、プロの判断を仰ぐようにしましょう。

②洗髪等のために、長時間使う

小型湯沸かし器は、長時間の使用に向きません。
お湯を流しっぱなしにするような洗髪・シャワー・浴槽や洗濯機への注湯などは、どうしても湯沸かし器の負荷が大きくなります。

現在出回っている小型湯沸かし器には、一定時間使用すると自動で燃焼が止まるものもありますが、
特にそういった機能のない湯沸かし器を使用している場合は注意が必要です。

③汚れが溜まっている

小型湯沸かし器本体の側面にある切れ込み穴(給気口)、湯沸かし器上部(排気口)などが汚れていたり、目詰まりしていませんか?
こうした部分が汚れていると、正常な作動の妨げになるばかりか、不完全燃焼などにつながる危険性があります。

・定期的に掃除する
・空気の流れを妨げるようなモノを近くに置かない

以上のことに注意しましょう。

日常的にできる、小型湯沸かし器のチェックポイント

3つのNGな使い方をご紹介しましたが、日常的にいくつかのポイントをチェックしておけば、小型湯沸かし器を安全に使うことができます。
次の3つの点に気をつけてみてください。

①炎の色
②汚れ
③目の違和感や変なニオイ

①炎の色

小型湯沸かし器が正常に作動しているとき、炎の色は青色です。
炎が赤やオレンジ色をしていると、酸素が足りず不完全燃焼を起こしている場合があります。
「そもそも点火しない」という場合も含め、炎の色・状態に異常があれば、湯沸かし器の使用を中止しましょう。

②汚れ

改めて書きますが、湯沸かし器の給気口・排気口に、ホコリが付着していたり、ススが付いていないか気をつけてください。
給排気がスムーズに行われるよう、定期的に掃除しておきましょう。

目の違和感や変なニオイ

目がしみたり、変なニオイを感じる場合も、湯沸かし器の使用を停止してください。
もしこうした異常があるようなら、ガス機器の販売店や東京ガスに連絡し、点検・修理してもらいましょう。

まとめ

使い方によっては、手軽で便利な小型湯沸かし器。
しかし、換気の不十分な環境に置かれやすく、使い方を誤ると怖いものでもあります。
思わずやってしまいがちなNG使用法に注意しつつ、日常的な清掃・ケアを続けていきましょう。

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