昔のメーカーの給湯器〜修理ってどこにお願いするの?〜

給湯器の有名メーカーといえば、
ノーリツやリンナイ、パーパスやパロマなどが真っ先に思いつきます。
昔はよく使われていたメーカーでも、
時代の流れとともに製造中止になったり、
吸収合併されて現存していないメーカーもあります。

現存していないメーカーの給湯器を使用している方にとっては、
給湯器の修理をどのメーカーにお願いすればいいのか
分からない方も多いですよね。

今回、給湯器界のメーカーの変遷を振り返るとともに、
現在、給湯器の修理を請け負っているメーカーをまとめてみます。

給湯器メーカーの移りかわり

昔は給湯器を使っていたけれど現在は作っていなかったり、
現在も製造は続けていても他社へ供給するのみで
自社ブランドとしては扱っていなかったり、
給湯器のメーカーにも様々な変遷が見られます。

ハーマン


ビルトインコンロなどを手がける大手企業で、
かつては給湯器の製造・販売も力を入れていました。
現在ではノーリツの傘下に入り、ノーリツへ給湯器をOEM供給しています。

TOTO


石油給湯器や、ガス給湯器を製造・販売している時期がありました。
現在は製造していません。

ガスター


老舗のガスターですが、
今ではリンナイの傘下に入っています。

一時、INAX(現リクシル)と業務提携していましたが、その後関係解消。
今では完全にリンナイグループとなっています。

INAX(現リクシル)


旧INAX時代、給湯器を販売していました。
現在は製造されていません。

LIXILに生まれ変わってからも、住宅向けの小型電気温水器は製造・販売しています。

三洋電機(サンヨー)


自社ブランドの給湯器を製造していましたが、
2011年にパナソニックに買収され、会社は事実上解体となりました。
サンヨーブランドの給湯器も製造中止になっています。

ナショナル(現パナソニック)


旧松下電器産業製の給湯器には「ナショナル」のロゴが入っています。
現パナソニック社は個人向けガス・石油給湯器事業から既に撤退しています。

今は大阪ガスなど、大手メーカー向けにOEM供給しているようです。

メーカー名別・修理依頼先

給湯器を製造・販売していたメーカーは多くありましたが、
時代と共に撤退・吸収合併等が進んでいます。

旧式の給湯器を使用している場合、
今はどのメーカーに交換・修理を依頼すればいいのでしょうか。

ハーマン・TOTO

ハーマン・TOTOの給湯器の修理依頼は
ノーリツが窓口になっています。

TOTOの小型電気温水器、エコキュートについては、
引き続き「TOTOメンテナンス」が担当しているようです。

ガスター・ユメックス・ナショナル

ガスター、INAX(現リクシル)のYUMEX(ユメックス)、
松下電器(現パナソニック)のナショナルについては
リンナイが相談窓口になっています。

古い給湯器は修理ではなく交換が基本

給湯器の部品は製造から10年間はメーカーで保存していますが、
その後は保管義務はありません。

加えて、すでに製造中止・今は存在しない会社の給湯器と
同じ機種の給湯器が現存しているのは稀です。

当然、保証期間も終了している頃でしょうから、
お使いの古い給湯器を修理できる可能性は極めて低いでしょう。

以上のことから、古い給湯器が故障した際には、
旧メーカーを引き継いだメーカーの後継機に
交換するのが基本といえるのです。

古い給湯器を交換するメリット

使い慣れた給湯器を交換するのは抵抗があるかもしれません。
特に、最新の給湯器には色々な機能がくっつきすぎていて、
操作を覚えるのが億劫・・・そう感じる方もいるはずです。

まるでガラケーからスマホに切り替えるときのような
面倒くささを覚えるかもしれませんが、
旧式の給湯器を交換するメリットがあります。

①新しいメーカーに切り替える機会である

普通、ノーリツ製の給湯器を交換するならノーリツ製、
リンナイ製の給湯器を交換するならリンナイ製の給湯器と
交換するのが普通です。

ただ、現在流通していないメーカーの給湯器であれば、
まったく新しいメーカーの給湯器に切り替えるチャンスです!

CMで見て気になっているメーカーがあるとか、
知り合いがおすすめしていたメーカーの給湯器だとか、
使ってみたい給湯器に切り替える絶好のタイミングなのです。

②省エネ・節約効果が期待できる

日進月歩の給湯器業界ですから、
旧式の給湯器と現在の給湯器では、
性能の差は大きいものです。

省エネルギーで給湯できるため、
節約効果が見込めます。

給湯スピードも感動するほど早くなっているはずですので、
日々のちょっとした生活ストレスが軽減されます。

まとめ

今回、給湯器メーカーの歴史を調べる良い機会になりました。
たくさんの給湯器メーカーがありましたが、
大きな流れとしては、
ノーリツ派とリンナイ派に分かれていっています。

給湯器交換をする日々の中で、
昔のメーカーの給湯器に出会うと
「長い間お疲れ様でした」と感慨深い気持ちを持つものです。

古いメーカーの給湯器の場合、
修理対応が難しいのは残念ですが、
いい機種がどんどん開発されていますから
心機一転・買い替えを検討してみてはいかがでしょうか?

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