安心・安全の証「Siセンサー」マークに注目しよう!

ガスコンロに「Si」と書かれたステッカーが貼られているのを見たことがあるでしょうか?
2008年から発売スタートしたSiコンロは、安全かつ快適にガスコンロを使えるよう様々な工夫が施されており、約10年後には累計出荷台数4,000万台を突破するなど、私たちの生活に浸透しています。

今回のブログでは、Siセンサーコンロの機能や、各社から販売されているSiセンサー搭載コンロの特徴についてまとめてみました。

Siセンサーの名称について

Siセンサーは、つぎのような意味が込められています。

Safety … 安心
Support … 便利
Smile … 笑顔を約束する
Intelligent … 賢いセンサーを搭載した進化系コンロ

それぞれのキャッチフレーズの頭文字を取って「Si」センサーと名付けられた形です。
こんなメッセージが込められているんですね^^

Siセンサーコンロの4大機能

Siセンサーコンロには、以下の4機能が搭載されています。

①調理油加熱防止装置
②早切れ防止機能
③コンロ・グリル消し忘れ消火機能
④立ち消え安全装置

どれも安全・快適にコンロを使えるよう開発された機能で、Siセンサー普及に伴い、コンロ火災は年々減少傾向にあります。

それぞれの機能について詳しくみていきましょう。

①調理油加熱防止装置

「調理油加熱防止装置」とは、コンロが約250度の温度を保つよう自動で火力を制御し、自然発火を防止する機能です。
調理に熱中していると、いつの間にかコンロが非常に高熱になっていることがありますよね。
どんどん温度が上がり、火災など思わぬ事故につながるのを防ぐために搭載されているのが調理油加熱防止装置です。
250度を超える高温になると自動で炎の大きさを調整したり、消火するなどして、過度に高温になることを防いでくれます。

②早切れ防止機能

「早切れ安防止機能」とは、コンロの温度が下がって調理が中断しないよう、約250度の温度をキープする機能です。

先ほどの「①調理油加熱防止装置」の役割の逆をいく機能のようで面白いですが、どちらも快適に調理を進めるための機能と言えますね。

③コンロ・グリル消し忘れ消火機能

コンロの火をつけっぱなしにすると、約2時間で自動消火し、グリルは15分で自動消火する機能のことです。
調理に時間のかかる煮込み料理をしていて、突然火が消えてしまったという経験はありませんか?
それがこの「消し忘れ消火機能」です。
意図的に長時間コンロの火をつけていることもありますが、本当に消し忘れていたら大変ですよね。この消火機能も、安心してコンロを使うために必要な機能といえます。

④立ち消え安全装置


立ち消え安全装置があることで、煮こぼれや風などにより火が消えてしまったときに、自動でガスも止めてくれます。

各社からリリースされているSiセンサー搭載のガスコンロ

このように、Siセンサーを搭載したガスコンロは続々リリースされ、私たちの生活に浸透しています。
いまやSiセンサー搭載は当たり前で、プラスアルファの機能や魅力の有無が重要になってきました。
ここでは、各社からリリースされているSiセンサー搭載ガスコンロの特徴をお伝えします。

料理の幅を広げ、デザイン性の高い「デリシア」(リンナイ)

大手ガス機器メーカー・リンナイの「デリシア」は、ビルトインタイプのガスコンロです。
「ザ・ココット」という専用の調理器具を併用することで料理の幅が広がる上、アプリ連携などで日々の料理を楽しく・ラクにする提案をしています。

また、デザイン性の高さも魅力のひとつ。シンプルで重厚感のあるデザインが人気を集めています。おしゃれなだけでなく、液晶ディスプレイやLEDを使用した操作スイッチなど、操作性の高さにもこだわりが見られ、台所に立つ時間が楽しくなるコンロです。

グリルの新しい使い方を提案「プログレ」(ノーリツ)

グリルというと、どうしても焼き魚のイメージがありますが、ノーリツ製の「プログレ」はグリル機能の活用に力を入れています。

焼くのはもちろんのこと「煮る」「蒸す」「ごはん」「パン」など、コンロやコンロ以上の活用方法を提案。なんと流行の「燻製」や「低温調理」までできるのですから、たまにしか使わなかったグリルが大活躍すること間違いなしです。

掃除のしやすさ、操作性の高さも追求していますから、お料理好きさんの強い味方になってくれるコンロですね。

安全性を追求「アバンセ」(パロマ)

パロマの「アバンセ」は、業界初の「エリアセンサー」が魅力です。
コンロの手前に9つの赤外線センサーがついており、手や袖口の侵入を感知・自動で火力をコントロールしてくれます。
袖の長い洋服を着て火を使っていると、ヒヤッとすることがありますが、このエリアセンサーがあれば着衣着火を防ぐことができます。お子さんにも安全ということで、賞も受賞したそうですよ。

フラットな設計で操作も掃除もラク。安全性と使いやすさが魅力ですね。

まとめ

Siセンサーが珍しくない時代になり、今はSiセンサーのほかに付加価値をつけるのがトレンドになっています。
安心・安全は当たり前で、さらに使いやすくおしゃれなガスコンロが求められているということですね。

Siセンサーは、なくても問題ないけれど、あれば絶対に便利に感じる機能です。
ガスコンロの買い替えを検討中の方は、ぜひ一度、Siセンサーの有無を判断基準に入れてみてくださいね^^

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