給湯器とガス代の関係(二世帯住宅の場合)

すっかり私たちの生活に定着した二世帯住宅という暮らし方。

家を建てるなら、将来的に二世帯住宅にできる造りにしようと考える方も多いのではないでしょうか?

世帯が増える分、毎月のガス代も高くなります。

一般的に二世帯住宅には給湯器が2台設置されることが多いので、単純に考えるとガス代は従来の2倍前後になります。

二世帯住宅の給湯器とガス代についてまとめてみました。

ガス代の平均額

インターネットで二世帯住宅の方の意見を探してみたのですが、やはりガス代を含む光熱費の高さに驚いている方が多いようです。

ちなみに支払いについては、親世帯と子世帯で折半する・子世帯が払う・世帯別に請求を分けるなど、方法は様々でした。

ガスの種類について

私たちが普段使っているガスは大きく「プロパンガス(LPガス)」と「都市ガス」に分かれ、どちらを使用しているかによってガス代は変動します。

二世帯住宅のガス代平均額の統計が見つからなかったので、概算してみました。

東京都内の二世帯住宅で、親世帯2人、子世帯4人(親+子ども2人)を想定しています。

ガス使用量は30㎥/月として計算してみましょう。

プロパンガスの場合

まずはプロパンガスを使用しているご家庭について。

東京都のプロパンガスの基本料金を1,570円、ガス使用量に合わせて変動する従量単価を約470円とすると、毎月のガス代は

1,570円+(470円×30㎥)=15,670円/月です。

都市ガスの場合

次に「都市ガス」を使用している場合。

基本料金を1,037円、㎥あたりの単価を約120円とすると、毎月のガス代は

1,037円+(120円×30㎥)=4,637円/月です。

計算上、都市ガスを利用しているご家庭はかなりガス代が安いように見えますが、感覚的にはもっと高い気がします…。

実際には生活スタイルや住んでいる地域の気候などにより、ガス使用量も単価も変わってきますので、あくまで参考値としてお考え下さい。

季節的なお話をすると、お湯やガス暖房(ガスヒーターや床暖房など)をたくさん使う冬場は、夏場よりもガス代が高くなる傾向にあります。

親世帯か子世帯のどちらかが二世帯分のガス代をまとめて支払っているご家庭だと、支払う方の世帯にとって毎月の負担はバカになりません。

給湯器のガス代

毎月のガス代のほとんどは給湯器使用によるものです。

ガス代の8割は給湯器によるガス使用分が占めているというデータもあります。

更に細かくなりますが、給湯器のガス消費量をお風呂とキッチンに分けてみると、お風呂:キッチン=8:2程度だそう。

二世帯住宅では、親世帯と子世帯でお風呂もキッチンも別々というケースが多いと思います。

それぞれの世帯がお風呂を追い焚きしたり、キッチンで洗い物を別々にするなど、どうしてもガス使用量は多くなってしまいますよね。

二世帯住宅向け給湯器の種類

給湯器の設置数

二世帯住宅では、給湯器は2台設置されるのが一般的です。

お風呂+キッチン、お風呂(親世帯)+お風呂(子世帯)+キッチンなど、同時に2ヶ所以上でお湯を使う場合が多いためです。

他にも、家族の人数が変わったときに柔軟に対応できますし、メンテナンスの面からみても、複数台設置する方が後々安心といえます。

とはいえ、給湯器設置の初期費用やランニングコスト(毎月のガス代)を考えると、どんな給湯器を選ぶのがベストが迷ってしまいますよね。

世帯人数の多いご家庭では、ご家族の人数や生活スタイルに合わせて給湯器のスペックや機能を考える必要があります。

号数別

給湯器のサイズは「号数」によって表されます。蛇口からのスポット給湯に便利な10号サイズから大容量の28号までいくつかの号数があります。

号数が上がるにつれ給湯能力はハイパワーになっていきますが、ご家族の人数が多いからといって闇雲に大きなサイズの給湯器を設置する必要はありません。

一般的な子世帯(4人家族)の場合、20号~24号がオススメです。

複数箇所の給湯が少ないご家庭であれば20号タイプで間に合うこともありますし、使用時間がよく重なる(お風呂+キッチン)であれば、24号タイプが安心です。

親世帯は人数も少なく、一度にたくさんの給湯も必要ないでしょう。最低20号くらいのサイズがあれば十分です。

機能別

給湯機能の他に追い焚き機能のついたオートタイプや、追い焚き/お湯足し機能のついたフルオートタイプが人気です。

高機能になるほど、給湯器自体の値段やガス代は高くなりますが、「エコジョーズ」という省エネタイプの給湯器が主流になってきました。従来型の給湯器よりもガス使用量が約12%少なく済みますので、少しでもガス代を抑えたいご家庭にとってはありがたい存在ですよね。

まとめ

毎月発生するガス代は、1年を通してみるとかなり高額になります。ガス代のほとんどが給湯器の使用によるものだとなれば、工務店に勧められるまま適当に選ぶのはやめたほうがいいですよね。給湯器は一度設置すると、約10年前後使い続けるものです。

二世帯住宅にするタイミングで親世帯と子世帯の生活スタイルをきちんと把握し、ちょうどよい給湯器を選んでみましょう!

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