リンナイの次世代型給湯システム・ECO ONE(エコワン)って一体どんな給湯器?

給湯器の世界では、似た名前のものが多いですよね。
エコジョーズ、エコキュート、エネファーム…。
それぞれ省エネ・高効率をうたった高機能な給湯器だというイメージはありますが、
実際どんな違いがあるのか、正確に把握している方は少ないと思います。

そんな中、給湯器大手のRinnai(リンナイ)から新たに
ECO ONE(エコワン)というハイブリッド型の給湯・暖房システムが発売されています。

エコワンとは一体どんな給湯システムのことなのか?
新しいシステムだけに情報がまだ少ないエコワンを深掘りしてみました。

ECO ONE(エコワン)の特徴

まずは、ECO ONE(エコワン)について詳しく見ていきましょう。

ECO ONE(エコワン) の最も大きな特徴は、
「電気」と「ガス」の両方を使用して動くことです。
例えばガスを使用した給湯器ではエコジョーズ、
電気を使う給湯器としてはエコキュートなどが有名ですよね。

ECO ONE(エコワン)の機能

給湯システムに特徴のあるエコワンですが、
機能面では一般的な給湯器と大きな違いはありません。

エコワンの機能
・台所
・食洗機
・シャワー
・お風呂
・ミストサウナ
・浴室暖房乾燥機
・床暖房
・ルームヒーター
など

お湯はもちろんのこと、暖房機器や乾燥機まで、
ガスを利用する様々な機器を使うことができます。

ECO ONE(エコワン)のメリット

次世代型の給湯器・エコワンには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

省エネ効果が高い


エコワンのウリは、何と言っても省エネ性能の高さです。

以下、公式サイトのデータをもとに説明します。

国立研究開発法人建築研究所の発表によると、
家庭で消費されるエネルギーの65%が「給湯」と「暖房」で占められているそう。

まさに給湯器が担うカテゴリーですが、
エコワンのエネルギー消費量は他の給湯器と比べると次のようになります。

<給湯エネルギー消費量>
基準給湯器 … 25.1%
エコジョーズ … 21.6%
エコキュート … 16.5%
エコワン … 13.8%

省エネといえばエコジョーズが代名詞といえますが、
そのエコジョーズに比べて約8%もエネルギー効率がいいことになりますね。

さらに、給湯と暖房を合わせた一次エネルギーの消費量は次のようになります。

<給湯+暖房エネルギー消費量>
基準給湯器+エアコン … 38.5%
エコジョーズ+床暖房 … 40.2%
エコキュート+床暖房 … 33.8%
エコワン+床暖房 … 30.7%

給湯+暖房の組み合わせでも、
エコワンを使用した時に一番高効率であるとのデータが出ているようです。

ランニングコストが削減される


上述した通り、エコワンは他の給湯システムに比べて高効率・低燃費といえます。
そのため、ランニングコストの面でも恩恵があると言えるでしょう。

学習機能を備えている

家電のスマート化が進み、家族の生活習慣を学習する機器が増えています。
エコワンもその例に漏れず、家族の生活リズムを自分で学習し、
最適な時間に最適な量のお湯を作るなど、
より快適に給湯器を使うことができます。

ECO ONE(エコワン)のデメリット

反対に、エコワンのデメリットも挙げておきます。

初期コストが高い


高性能かつ普及率がまだ低いことから、初期の導入コストは他の給湯機器に比べ
どうしても高くなりがちです。

ランニングコストの安さを考え、長期的にみて経済的と判断できれば、
導入を考えてみてもいいでしょう。

機械が大きい・設置場所が必要

公式サイトによると、160Lタイプのエコワンの場合、
設置可能スペースの最小寸法は550mm×2000mmとのことです。
室外機と給湯器の入ったボックスを横に並べるイメージですね。

横幅2000mm(2m)ともなるとかなりの存在感・圧迫感ですし、
家の外にそれだけのスペースを確保するとなると、
レイアウトの変更や、そもそも設置できないお宅もあるでしょう。

低周波騒音による被害を心配する声もある

エコワンに限らずですが、ヒートポンプを搭載した給湯システムに関しては
低周波騒音による健康被害を気にする声があるのも確かです。

同じくヒートポンプを採用しているエコキュートでは訴訟に発展したケースもあるため、
エコワンについても同じようなトラブルにつながる危険性は否定できません。

都市ガスはメリットが小さい

ランニングコストの削減を謳っているエコワンですが、
元々のガス代が安い都市ガスを使用しているご家庭では
ガス代は思ったより変化を感じづらいかもしれません。

反対に、プロパンガスを使用しているご家庭では、
ガス代削減を期待できると言えるでしょう。

未知数のECO ONE(エコワン)


エコワンは、そのシステムの新しさと、
リリースされてからの日の浅さから、まだほとんど導入実績がありません。
それゆえ、実際にエコワンを使った人の声が少ないのが実情です。

エコワンに限らず、新しいシステムは導入して間もない期間は
初期不良等のトラブルが多いものです。

認知度がまだ低いこともありますが、
初期不良を警戒し、様子見段階のユーザーが多いのも事実ではないでしょうか。

まとめ

新しいシステムということで、
かなりチャレンジ要素の大きいエコワン。
社会に浸透していくには時間がかかるかもしれませんが、
次世代型の給湯器として今後も注目していきたいと思います。

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