【リンナイ・給湯器】所有者登録・所有者票って何?仕組みと登録方法を解説します!
リンナイ製の給湯器に交換したら、交換業者から「所有者登録のための所有者票」を渡された。
話を聞いてみると、給湯器を所有している人が登録しなくてはいけない決まりらしい…。
ちょっと面倒だけれど、登録しておこう!
そんな方のために、今回のブログではリンナイ製給湯器の所有者登録について、登録方法などを分かりやすく解説します!
目次
給湯器の所有者登録って何?
特定保守製品という言葉をご存知ですか?
特定保守製品とは、
・消費生活製品安全法という法律で指定された生活製品
・長時間の使用に伴い生じる劣化(経年劣化)で安全上支障が生じ、一般消費者の生命または身体に対して重大な危害を及ぼすおそれが多いと認められる製品
を指します。
例えば、屋内式瞬間湯沸かし器、石油給湯器、ビルトイン式食洗機などです。
長く使用することで危険な事故等につながる可能性があるわけですから、「使用状況からみてその適切な保守を促進することが適当」とされています。
その「適切な保守を推進」するために、
・誰が
・どこで
・どんな製品を使っているのか
メーカー側が把握し、適切なタイミングで保守・点検等を行う、というわけです。
メーカーが適切な管理・保守点検を行えるように、特定保守製品やそれに準ずる製品を所有しているユーザーは、メーカーに対して「この製品を持っていますよ」と所有者登録する必要があります。
所有者登録すると、どうなるの?
メーカー側に所有者登録されると、次の2点が行われます。
・保証期間が3年に延長される(通常2年)
・「あんしん点検」として、点検時期のお知らせが届く
ここで注意したいのが、「あんしん点検」は有償ということです。
保証期間は長くなりますが、点検は有償になることを理解しておきましょう。
所有者登録の方法は3つある
リンナイ製給湯器の所有者登録の方法は大きく3つに分けられます。
ハガキを投函して登録する方法、ネットの専用サイトで登録する方法、そしてQRコードを読み取ってネット上で登録する方法です。
①ハガキを投函する
給湯器を交換した際に、取扱説明書などと併せて「所有者登録のハガキ(以下、所有者票)」を手渡されるはずです。
この所有者票に必要事項を記入してポストに投函すれば、所有者登録が完了します。
②インターネットで登録する
リンナイの「製品所有者登録」サイトにて、所有者登録する方法です。
ここのアクセスすると、所有者票に記載されている「インターネット受付番号(16個の英数字)」を入力する画面に移ります。
インターネット受付番号を入力し次のページに進むと、所有者名・使用場所などを入力するページに移りますから、必要事項を入力して所有者登録は完了です。
③QRコードから登録する
所有者票には、所有者登録専用のQRコードが載っています。
このQRコードをスマホで読み取り、ネット上で所有者登録することも可能です。
QRコードを読み取ると、所有者登録の専用サイトにアクセスできます。
製品情報が自動で入力されていますから、必要事項を入力して所有者登録は完了です。
ここでもし、製品情報が入力されていないようならば、①か②の方法で所有者登録を行いましょう。
所有者票の記入例
最近はネット上で気軽に所有者登録する方も多いと思いますが、ここでは所有者票を記入して投函する場合の記入例について詳しく解説します。
色々と書いていますが、実際に記入するのは灰色に塗られた部分のみです。
小さなチェックマークなども忘れずマークしてください。
投函前に忘れないで!
所有者票を投函する前に忘れないで欲しいのが次の2つです。
①個人情報保護シールを貼る
所有者票の灰色部分に、個人情報保護シールを貼りましょう。
②「お客様控え所有者票」を切り取る
所有者票のうち、メーカーに送るのはハガキサイズの所有者票部分のみです。
切り取り線で切り取り、ハガキ部分だけを投函し、切り取った「お客様控え所有者票」は手元に置いておきましょう。
登録内容に変更があったときは…
所有者登録の内容に変更がある場合(氏名の変更、所有者の変化など)があった場合は、変更手続きが必要です。
リンナイのコールセンターに連絡し、変更内容を伝えてください。
リンナイ保守点検コールセンター
0120-493110 (受付時間:平日9時〜19時)
まとめ
少し面倒に感じるかもしれませんが、
・安全に給湯器を使い続けられる
・保証期間を延長できる
というメリットが大きい「所有者登録」。
メリットを考慮する必要がありますが、給湯器を交換したら、その流れで所有者登録までやってしまうのがおすすめです^^