給湯器の見守り機能で安心・安全な生活を!

高齢者だけの世帯は年々増加する一方です。
離れて暮らす家族にとって、親が元気に暮らしているか、
何か事故に巻き込まれていないかなど、心配は尽きませんよね。

また、共働き世代が多い現代では、
同居している高齢者の行動を察知しづらいなど、
何かしらの工夫をしないと安心して生活できないのも事実です。

増える高齢者の見守りサービス


高齢者の見守りサービスの需要は高く、
様々な会社が独自のサービス・製品を打ち出し、
世間からの注目を集めています。

そのほんの一部を紹介すると、
・電気ポットの使用状況を遠くから見守れる
・電話機にモーニングコール機能がついている
・生活動線(トイレなど)にセンサーを設置する
・緊急時に握るだけで通報できるペンダント

などが挙げられます。
見たことがあるものから、初めて目にしたものもあるかもしれません。

給湯器に見守りサービスが登場!

時代の流れを受け、
給湯器業界にも見守り機能を搭載した機種が続々登場しています!

リンナイ

リンナイは、2017年末より、
スマートフォンを使った給湯器の遠隔操作サービスを提供しています。

自宅の給湯器を操作し、宅外からお湯はりなどを行うことはもちろん、
離れて暮らす家族の給湯器使用状況をスマートフォンで確認できます。

ノーリツ

給湯器メーカー大手のノーリツでは、2018年9月より、
入浴者の見守り機能を搭載した給湯器を発売しました。
スマートフォンを使い、入浴者の見守りやお風呂の操作まで可能です。

専用の無線LAN対応リモコンを設置する必要があり、
温水暖房付き風呂給湯器「GTH-C」シリーズと、
風呂給湯器「GT-C62」シリーズに対応しています。

パーパス

「パーパスコネクト」というシステムにより、
宅外からお風呂の準備をできたり、
離れて住む家族のお湯の使用状況を確認することができます。

また、給湯以外でも、家族の健康管理のためのデータ管理や、
使用エネルギー量の確認など、様々なサービスを利用できるのも嬉しい点です。

スマートスピーカーへの対応など、
使いやすさも考えられています。

給湯器の見守り機能はどういう仕組み?

ノーリツの機種を例に、
給湯器の見守り機能とは一体どのような仕組みなのか解説します。

ノーリツであれば、
まず、専用のアプリ「わかすアプリ」を
お手持ちのスマートフォンにインストールする必要があります。

その上で
・家族の浴室への入室・退室や、入浴時間をスマホ画面で確認
・設定した入浴時間を超過した場合、アラームを鳴らす
・宅外からお風呂のお湯はり・追い焚き・床暖房のスイッチ操作可能
・エラーの対処方法を表示

などの機能を使用することができます。

また、離れて暮らす家族の家に、見守り機能に対応した給湯器を設置することで
・遠方から浴室暖房や風呂の使用状況をスマートフォンで確認
・お湯の使用量や浴室温度の変化をグラフで確認

など、安否確認を目的とした使い方もできます。

給湯器の見守り機能:メリット・デメリット

上述したように、各社から続々と給湯器の見守り機能が発表されています。
では、給湯器の見守り機能にはどのようなメリット・デメリットが
考えられるのでしょうか。

メリット

家族の状況を常に確認でき、とにかく安心

スマートフォン操作が基本なので、とても手軽です。
また、「お湯の使用」という、一日のうちで必ず行うことに紐づいた機能なので、
数日お湯を使用していない日があれば、「何か異変があったかもしれない」と
すぐに気づくことができます。

高齢者以外の見守りにも応用可能


見守りたいのは、高齢者だけではありません。
・親だけが出張・旅行などで不在、子どもに留守番をさせるとき
・子どもに一人暮らしをさせるとき

このように、親が子どもを見守りたいときにも応用可能な仕組みといえます。

デメリット

値段が高い

見守り機能はまだまだ新しい技術なので、どうしても設備の値段が高くなります。
例えば、ノーリツの専用リモコンは税・工事費を別にして5万円〜6万円程度です。
そして給湯器も対応機種が限られていますので、
場合によっては給湯器から交換しなくてはいけないときも

また、離れて暮らす世帯の様子を見守るためには、
自宅の給湯器も、見守り機能に対応した機種にする必要があります。
もし現状、見守り機能に未対応の給湯器を使用しているならば、
新たに給湯器を設置し直すことになり、
そうなると数十万単位のコストがかかってしまうでしょう。

ただし、この機能が社会に浸透していくにつれ、
コストが下がっていく可能性も十分あります。

運用がまだ定まっていなくて使いづらさを感じることも


見守り機能は、スマートフォン・無線LANで操作するのが基本です。
スマートフォンの普及率は高く、操作も問題なくできる人が多い一方、
高齢者が操作するのは難しい印象を受けます。

また、無線LANがなければいけないなど、
サービスを使い始めるまでのハードルはまだまだ高いといえるでしょう。

まとめ

正直、見守り機能は新しいサービスなので、
まだまだ認知は広がっていません。
私たちのような給湯器の交換業者でさえ、
お客様と給湯器の見守り機能についてお話しするのはまれです。

しかし、超高齢化社会を迎える日本では、
このような機能・サービスへの需要はどんどん増えていくでしょうし、
私たちも専門業者としてしっかりと勉強しておかなくてはいけない分野だと
改めて感じています。

一番の魅力は、「毎日使う“お湯”に着目している」点だと思います。
異変に気づきやすいからです。
これから何かしらの「見守りサービス」導入を検討しているのであれば、
給湯器の見守り機能を選択肢に考えてみるのもいいかもしれません。

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