夏休み直前!今年の自由研究は「ガス」をテーマにしてみよう。ネタを4つご紹介

7月に入れば「もうそろそろ夏休みだ…」とソワソワし始めるお子さんも多いと思います。

夏休みの宿題といえば読書感想文や絵日記が思い浮かびますが、中でも後回しにされがちなのが

「自由研究」

ではないでしょうか?

テーマ設定から研究、まとめ作業まで、考えただけでウンザリしちゃった遠い過去を思い出します^^;
自由研究に気を重くしているのは今も昔も変わらないはず。

今回、悩めるお子さんたち(と親御さん)にご提案したいのが「ガス」にまつわる自由研究です!
意外とネタが豊富な「ガス」関連で、自由研究のネタになりそうなものをご紹介しますね。

おすすめする理由

ガス関連のテーマで自由研究に取り組むのをおすすめする理由が2つあります。
それは、

①生活に密着したテーマなので、調べ甲斐がある
②1日で終わるものが多い

の2つです。

①生活に密着したテーマなので、調べ甲斐がある

ガスは誰もが毎日使っているものです。
身近なところでいえば、お母さんが「今月のガス代が高いわぁ」とため息をついていたり、
ガス会社のCMが流れていたりしますよね。

自分たちの生活に密着したテーマであれば、意欲的に取り組める気がしてきますよね。

②1日で終わるものが多い

自由研究の定番「植物を育てる」「実験結果を経過観測する」などは、数日〜数週間かけて行うもの。

自由研究に時間をかけるのが嫌だったり、
すでに時間的に余裕がない場合には、1日で終わる自由研究が味方です。

ガス関係の自由研究は、インターネットや自宅の周りで完結する内容が多いので、負担はかなり減ります。

それでは早速、自由研究のテーマのネタを4つご紹介します!
以下のテーマを1つ選んだり、または組み合わせてみても良いと思いますよ。

自由研究のネタその①:ガスの成り立ちを調べる

生活に欠かせないガスですが、ガスがどのように作られて、どのようにして家庭まで運ばれているのか知っている人は少ないと思います。

都市ガスの原料であるLNGとプロパンガスの原料であるLPガスは、どちらも天然ガスです。
天然ガスがどういった場所に埋蔵されていて、私たちが使えるガスの形になるのか調べてみるのはいかがでしょうか。

液化ガスを運ぶための巨大タンカーを探しに港に行けばフィールドワークになりますし、
もっと身近なところではガスの整圧器ならば近所で見つけることができます。

※整圧器とは、一般家庭で使える低圧にガスを減圧するための設備です。街中に「東京ガス」のマークがついた整圧器(フェンスで覆われていることも)を探してみてもいいでしょう。

未来のガスである「シェールガス」や「メタンハイドレード」について深堀りするのも面白いと思います。

自由研究のネタその②:ガスと環境問題の関係を調べる

21世紀に入り、環境負荷を軽減するために様々な業界が知恵を絞っています。
ガスと環境問題の関係では、

①ガスが環境に与える影響や、環境負荷を軽減するためのガスの使い方
②ガス以外のエネルギーとの対比

の2つの軸で考えるとまとめやすいと思います。

ガスは、環境負荷の少ないエネルギーと言われています。
都市ガスを燃やしたときに発生する二酸化炭素やNOXの排出量が、石油や石炭等に比べ30%〜40%少ないからです。
原料となる天然ガスやメタンの調達も安定していることから、調達コストが低いこともポイントですね。

ガスを使う家電も進化を続けています。
給湯器でいえば「エコジョーズ」など省エネ指向の給湯器が普及していたりと、地球規模の話から家庭レベルの話まで、ガスと環境の関係を知るチャンスは意外と多いです。

自由研究のネタその③:東京ガス・ガスミュージアム@小平市に行く

東京都小平市にある、東京ガスのガスミュージアム・がす資料館をご存知ですか?
ガスの歴史や家電の進化を、実物展示を見ながら学習できる資料館です!

私も実際に行ったことがありますが、かつて日本で使われていたガス灯の点灯を見ることができたり、アニメで学べたりと、かなり充実していました。

入館料が無料というのも嬉しいですよね^^

①や②のネタと掛け合わせて、知識を補完したり、写真を撮ってくるというのもおすすめです。

自由研究のネタその④:ガスの科学館「がすてなーに」@豊洲に行く!

ガスミュージアム・がす資料館に比べると、さらに体感的にガスについて学べるのが豊洲にある「がすてなーに」です。

こちらも訪れたことがありますが、大掛かりでポップな展示、見学者を飽きさせないしかけなどが多数あり、大人も子どもも楽しめるスポットです。
職員の方もとてもフレンドリーで知識豊富なので、色々質問してしまいましょう。

豊洲駅から徒歩6分とアクセスも良いですし、こちらも入館料は無料!
巨大な施設なので、資料もまとめ甲斐があると思いますよ。

まとめ


楽しい夏休みを楽しく過ごすため、宿題はなるべく早く片付けてしまいたいもの。
自由研究は、テーマの設定から最後のまとめ作業まで、結構ボリュームのある宿題だと思います。
すぐにネタが思いつかず、自由研究に手をつけたのが夏休みの最後1週間…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
すぐに取り組めて、負担の少ないテーマをご紹介しましたので、使えそうなテーマであればぜひチャレンジしてみてくださいね!

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